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2024/01/29 (Mon) 18:02:30

Re:幕間・『ラジオの歴史』(こぼればなし⑯の後)  投稿者宮岡

高橋雄造 様 何時も興味深く拝読しています。

カラーブラウン管の[ シャドーマスク ]が 
設置の移動等で地磁気により磁化されるために
AC100Vの交流を利用した道具[ 消磁器 ]が使われました。

「 記憶が定かでありませんが・・・ 」。
1970年以前の
真空管時代の後半には、T社は回路を一部ハイブリッド化し
[サーマルリレー方式]の消磁回路を採用しました。
1976年頃にはH社が押釦型の[ 消磁スイッチ ]を設けています。

その後、特許等の関係もあり各社の方式もバラツキが在りましたが
1980年以後はソリッドサーキット化し、AC回路の入口に
サーミスタを使った[自動消磁回路]が組込まれ、電源スイッチのON時に
消磁されました。
磁化が酷い時は[自動消磁]が効かない場合もあり、消磁器は手放せません。
尚、SONYのトリニトロン方式も消磁回路が必要です。
( 村田製作所 THP-601・THP-651 使用 )

「 消磁器 」
初期(1963年)の頃は、手作りの直径30cmのリング状で、その後は
既製品の長さ25cmの角型棒状を使用しました。

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