レスポンス下さった皆さん,ありがとうございます.ラジオ教育研究所(ラ
研)の通信教育の受講者にはわずか少数の人しか取材できなかったので,本
当に感謝しております.ラ研は講師も教材も充実していたという印象です.
”乃至”(ないし)ですか! 用語や字が旧いのは,ラ研創立グループのひとり
伊佐進が戦中(あるいは終戦直後)につくった教科書をラ研に流用したから
かもしれない.
東京電波学園は,NHK技研の杉本哲が関係したようです.ラジオ技術の
通信教育は流行したので,クオリティ?なものもあったか.杉本さんには,
学生時代にNHK技研を見学したときにお顔を拝見しました.優しい方で,
初歩向けに氏が書いたものはわかりやすくて良かった(学園の経営の才があ
ったとは思われない).NHK技研といえば,内田秀男氏,三熊文雄氏ほかに
もインタビューしました(上の方の人とその他とのちがいがあるように見受
けました.杉本さんや内田さんはその片側に属する).
少し前の三好さんの投稿を見て:テレビ技術学校の組立て実習の受像機は,
電源トランス付がふつうだったでしょうか.初心者にいきなりトランスレス
をやらせるのは不安です.トランスレスでは600mA・300mA真空管という
ちがいもありますし.また,スターのテレビキットの真空管ヒーターは6.3V
でヒータートランス付・Bはトランスレスで倍電圧整流というのも,全トラ
ンスレス方式より扱いやすくて良かったかもしれない.組立配線中にブロッ
クごとにテストすることができるメリットもあったか(全ヒーターが直列接
続ではそうはいかない).
ハイインピーダンス・アンテナコイルについて:内尾さんの書き込み,拝
読しました,トリオのコイルを設計したのは,まちがいなく春日二郎さんで
しょう.