こんばんは
今回の接点のお話、高校の時の担任(電気科の先生です)の話を思い出しました。強電専門の方
だったと思うのですが当時10万V送電に挑戦されていた方を恩師に持たれたそうで、その方は
毎日、来る日も来る日も接点磨きにいそしんでおられたそうです、どんなに平坦に磨いても接点
は3点でしか接触していないとの事で送電の開閉器の接点をいかに損失なく繋ぐかを研究され
ていたそうです
そういえば半導体でも同じような事を見ました。NHK「電子立国日本」で戦後トランジス
ターの研究でトランジスターを作るのに今の様なカッターが無いので改造グラインダーで5mm
厚に切った単結晶ゲルマニュームを0.5mm厚までひたすら紙やすりで削ったと言う話です
1人2時間位両手10本の指を使い8人がかりで何日もやすりがけしたと言う話です、『ラジオ
の歴史』こぼればなしにも書かれていますが日本の電子技術の発展は努力と体力のたまもの
だそうです(電卓開発も動作テストに60度の高温室や氷点下の冷凍室で行われ汗まみれ、体
力勝負のテストだったと報じていました)
ご覧になりたい方は下記YouTubeチャンネルでご覧になれます、私は「8mm角のコンピュー
ター」が懐かしく思って見ていました。
https://www.youtube.com/@hideyukiishida804/videos